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プレイヤーズセンタード

  • 三吉
  • 7月30日
  • 読了時間: 3分

更新日:8月27日

こんにちは。

代表の三吉です。


久しぶりの更新となりますが、今回は私の近況をご報告させていただきます。



実は最近、バスケットボールの公認E級コーチのライセンスを取得いたしました。


私は昔バスケをやっていたのですが、ゴールデンウィーク明けから私の息子もミニバス(小学生のバスケット)チームに入りました。


元経験者として息子に教えたりすることもあるのですが、自分の経験からだけではなく、きちんとした指導法や技術を学びたいと考え、コーチライセンスを取得するに至りました。



バスケの指導方法について勉強するなかで、「学習塾かたばみ」での指導にも通ずる気付きがたくさんあったので、そのうちのいくつかをご紹介したいきたいと思います。


今回は、タイトルにある「プレイヤーズセンタード」という考え方についてです。


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■プレイヤーズセンタード

「プレイヤーズセンタード(Players Centered)」とは、スポーツ指導において、選手を指導の中心に据え、選手自身が主体的に成長できるようにサポートする考え方のことです。


日本バスケットボール協会においても、コーチの行動規範の中にこの考えが組み込まれているので、いくつか抜粋をしたいと思います。


 ・コーチは、プレーヤーに最大の利益をもたらす コーチングを行い、人として成長し、 プレーヤーとして向上できるように支援すること。


 ・コーチは、プレーヤーの幸福(ウェルビーイング) (なりうる最高の自分になること、およびそこから生じる 喜びを享受すること、他者と良好な関係を築いている ことなど)を大切なことと考えること。


 ・コーチは、プレーヤーが主体的な判断を下せるように 配慮すること。


 ・コーチは、プレーヤーの言葉に耳を傾けること。

※公益財団法人日本バスケットボール協会 コーチの行動規範より抜粋


これらから読み取れるように、バスケットのコーチは選手の最大の利益と幸福を得ることを目指し、選手が自分から動くことのできる環境をつくる必要があります。


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この「プレイヤーズセンタード」の考え方は、学習塾かたばみでの子どもたちへの接し方とも非常に近いものがあると感じました。


学習塾というと、「先生が教える」「生徒は聞く・覚える」という構図がまだまだ一般的かもしれません。しかし、不登校を経験した子どもたちの多くは、そうした一方的な指導や、型にはまった学び方に馴染めなかった背景があることが多いです。


だからこそ、「子どもが主役」「子どもが自分で考え、選び、動いていけるように支える」というプレイヤーズセンタードの視点は、私たちの塾の根底にある価値観とぴったり重なります。


たとえば…

  • 子ども自身が「何を学びたいか」「どんなふうに過ごしたいか」を話し、それに耳を傾けること。

  • 一律のカリキュラムではなく、子どものペースに合わせて伴走すること。

  • 「間違えた」「できなかった」ときも否定せず、どこでつまずいたか一緒に考えること。


これは、ただ成績を上げるための学習ではなく、「自分を大切にし、自分の人生を自分で歩いていく力」を育てるための土台だと考えています。


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私自身がバスケのコーチングを学んだことで、子どもたちと向き合う姿勢をより深く見直すきっかけになったと同時に、私たちの塾の取り組みも間違っていないと感じました。


これからも「生徒が主役」の意識を持ち続け、より良いかかわり方ができるよう、日々精進していきたいと思います。



最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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